「石垣からみる福山城」散策
「石垣からみる福山城」を散策
西学区まちづくり推進委員会健康づくり部会では今年度11月22日(日)に福山城周辺のウォーキングを予定していましたが、天守や城郭に詳しい広島大学大学院文学研究科教授・三浦正幸先生の「石垣からみる福山城」の講演会と福山城散策が11月1日(日)に「リムふくやま」において、福山建築士会主催により開催されることを知り、参加させていただくことになりました。 講演終了後15:00過ぎから、福山建築士会の関係者を含め約200名(西学区の参加者74名)が、三浦正幸先生の説明を聞きながら福山城周辺を散策しました。
何回も福山城周辺を歩き、石垣を漠然とみていましたが、伏見櫓、筋鉄門、福山城などに、乱積(らんづみ)、 布積(ぬのづみ)、野面(のづら)、打込接(うちこみはぎ)、 切込接(きりこみはぎ)の5種類で石垣を造っていたのだと初めて知った。今まではコンクリートのお城と思っていたが、「石垣からみる福山城」は日本で十指に入る名城だと先生は言われました。散策しながらの説明は約90分に及び、なるほど名城だと私は感じました。
※石垣の名称と意味
・乱積(らんづみ) | 横方向に目地が通らない |
・布積(ぬのづみ) | 一段ずつ並べる 横に目地が通る |
・野面(のづら) | 自然石をあまり加工しないで使う |
・打込接(うちこみはぎ) | 採石場で割りとった石を使う |
・切込接(きりこみはぎ) | すき間なく石を接合する |
西学区まちづくり推進委員会 健康づくり部会